ELK

Easy Life Knowledge

あなたの効率を下げている原因は換気かもしれない

換気の重要性を知っているか。
もし換気をおろそかにしているならば、これを機に十分に見直したほうがいい。


普段オフィスビルで働いている場合は換気は気にすることは無い。
だが自宅ならば換気は積極的に行ったほうがいい。

換気をしないとどうなるか。
事実ベースで言うと部屋のCO2濃度が上がるのだが、このCO2濃度は高ければ高いほど作業効率が下がる事が研究で分かっている。
また、CO2濃度が高いのが慢性的になると、眠気や身体のだるさなど表に出てくることもあるが、基本的には身体的には気がつくことが無いく、ただ思考力、創造性、効率などが下がるのも問題だ。
知らない内に部屋のCO2濃度が上がり、作業効率が下がっているのにそれに気がつくことが出来ないのは長い期間で見ると大きな損失になる。


では、どれくらい換気すれば良いのか。

調査結果では何も換気する装置が付いていない部屋であれば、30分に1回は換気した方がいいらしい。
これは対角線上にある窓を開けて風通りが良くした状態で5分程度換気した場合だ。

30分に1度、5分程度窓を開けて換気するのは、もう常時窓を開放しているのと同じなので現実的ではないが、最近の住居は24時間換気システムが備わっている事が多い。
一般的な24時間換気システムのほとんどが1時間あたり0.5回ほどの換気力なので、2時間に1度は自動で換気されていることになる。

研究結果だけ見るとこれでも十分とは言えないので、あとは個人の裁量で換気を行って欲しい。
少なくとも研究では30分に1回なので、それは無理でも「思いだしたら換気する」くらい頻繁でも丁度いいかもしれない。

更新日:2022/01/04