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会話で「今の無し」を導入しているカウンセラーのお話

とあるカウンセラーさんが「今のなし権」という制度を導入してカウンセリングしているらしい。

それはどういうものでどういった効果があるのか。


「今の無し権」とは、ついつい口走ってしまう言葉に「本心なのか、それとも今の無し!なのか」を確認して、今の無しだったらその言葉は忘れて無しとして考える、というシステム。

これを導入しているという子供を指導する立場にある人は。「子供はつい口走ってしまったり、嘘をついてしまう事もある」と言っているが、これは子供だけではなく大人でも良くあることなのではないか。

何も考えずに出してしまった言葉や、その場の流れで適当に言った言葉、嘘をついてしまう事があるのは誰しも記憶の中であるのではないだろうか。

この「今の無し権」は冷静で思慮深くなければ実行に移すことは難しいかもしれないが、指導する立場の人や会社の役職に付いている人などは、有効だと感じたら導入してみてはいかがだろうか。

つい出てしまった言葉の揚げ足とりで時間を浪費したり、言った側もバツが悪くてだんまりしてしまうよりは、こちらの方が理性的で前に進む話ができるように感じる。

更新日:2022/01/18